城ぶら「臼井田宿内砦」!住宅街に眠る戦国の遺構…軍神を撥ね退けた臼井城の出城

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

街あるき好きにして、歴史好き。
そんな人たちにとって最高の旅。それが城めぐりのぶらり旅、略して「城ぶら」です。

今日の夢中は、城ぶら「臼井田宿内砦」!住宅街に眠る戦国の遺構…軍神を撥ね退けた臼井城の出城です。

■城語り

まずは、物語りならぬ城語り(しろがたり)から。

臼井田宿内砦は、戦国時代にこの地域を支配していた原氏の本拠地・臼井城の出城の一つです。
幾度も戦乱の舞台となった臼井城では、本城を守るために、宿内砦をはじめとする複数の出城が配置されました。

永禄9年(1566年)、「軍神」と呼ばれた上杉謙信の大軍が臼井城に攻め込んできました(臼井城の戦い)。
当時の臼井城主・原胤貞は、軍師・白井浄三の助言を得て徹底抗戦します。この時、宿内砦を含む防衛ラインが機能し、なんとあの上杉謙信を撃退したと言われています。

天正18年(1590年)、豊臣秀吉の小田原征伐により、北条氏側に付いていた原氏も没落。臼井城と共に、この砦もその役目を終えました。

■城ぶらり

それでは、軍神・上杉謙信をも撥ね退けた、臼井城の出城「臼井田宿内砦」跡をぶら歩きしましょう。

「え?こんなところに戦国時代の砦が?」と驚くほどの、住宅街のなかに砦跡はありました。
千葉県佐倉市にある臼井田宿内砦跡。現在は「宿内公園」として整備され、子供たちの遊び場になっています。

ただ、一歩なかに足を踏み入れると、そこに戦国の息づかいを感じることができます。
その一つが、周囲を囲むように盛られた「土塁」です。この土の壁によって、砦を守るとともに、ここから弓矢や鉄砲で攻め手を攻撃したのでしょう。

地形も重要なポイント。ここは高台になっていて見晴らしがよく、敵方の動きを捉えることができます。
さらに、台地状となっていることから、有事に相当数の武士を詰めることも可能。もちろん、場所は臼井城の近くです。

上杉謙信と戦った「臼井城の戦い」においても、臼井城本城と連携して、鉄壁の守りを築いたと思われます。
なんとも戦国ロマンが広がる砦跡でした。今日の夢中は、城ぶら「臼井田宿内砦」!住宅街に眠る戦国の遺構…軍神を撥ね退けた臼井城の出城でした。

■基本情報

名称:臼井田宿内砦跡(宿内公園)
住所:〒285-0861 千葉県佐倉市臼井田808
アクセス:京成本線「京成臼井駅」から徒歩約15~20分
開城時間:24時間

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