こんにちは。夢中図書館へようこそ！
館長のふゆきです。
今日の夢中は、歴史好き・お城好きにはたまらないイベント、「お城EXPO2023」へ…。
城熱満載「お城EXPO2023」家康も信長も！写真も模型も貴重な図屏風も！です。
■お城EXPO
お城ファンにとっては年末の風物詩。これに行かないと年を越せない…。
国内最大規模のお城の祭典「お城EXPO 2023」がパシフィコ横浜で開催（2023年12月16日～17日）されました。
「お城EXPO」とは、城郭文化の振興と発展や、お城好きの方々との交流を目的として開催される日本最大級のお城イベントです。
日本各地のお城PRブースや貴重な資料展示、スペシャリストによる講演会など、お城ファン必見のコンテンツが盛り沢山。
今年で8回目となるお城EXPO2022のキャッチコピーは「城熱満載」（じょうねつまんさい）。
その言葉通り、たくさんの歴史好きやお城好きが集結…城熱が満ち溢れるイベントとなりました。
もちろん、館長ふゆきも参城！城熱満載の会場を「城ぶら」してきましたので、今日はその模様をレポートします。
■家康も信長も…
お城EXPOの目玉でもある「城めぐり観光情報ゾーン」には、今年もたくさんの城郭関連団体が出展。
各ブース工夫を凝らしながら、城めぐりに役立つ情報はもちろん、城郭周辺の観光情報を発信していました。
やはり大河ドラマ「どうする家康」関連は今年も人気。家康生誕の城「岡崎城」のブースでは、徳川家康の「金陀美具足」が展示されていました。
これに負けじと輝きを放っていたのが、織田信長の「銀南蛮甲冑」。こちらは、「信長の野望」シリーズ40周年記念ブースに置かれていました。
また企画展示「描かれた城・戦・侍」では、合戦図や武将を題材とした複数の屏風が展示。
中でも、江戸時代後期に描かれた豊臣秀吉の一代記を屏風化した「絵本太閤記屏風」は今回の展示が初めての一般公開とのこと。秀吉人気が伝わってきます。
それでも今はドラマの影響か、家康に軍配が上がるみたい。長篠合戦図屏風や大阪冬乃陣図に多くの人が食い入るように見入っていました。
前者は、信長・秀吉・家康の戦国三英傑が揃って登場する貴重な図屏風。ただ今回の浦野家旧蔵のものは、家康を慮ってかその姿が松に隠れていました。
■写真も模型もイラストも…
さらに天守好きにはたまらない「現存12天主模型展」や、どれもこれも素晴らしい写真ばかりの「フォトコンテスト」展示も。
まだまだ行っていない城が多いなぁ…。そんな風に思うのは、反省の気持ちよりも楽しみが広がるから。まさに「城熱」が高まりました。
日本城郭文化特別賞受賞の、イラストレーター香川元太郎さんと城郭・古建築模型作家島充さんの特別展示も開催。
これまた「城熱」が高まるブースです。香川さんの「安土城」などのイラスト原画や島さんの城郭模型に戦国浪漫が広がりました。
さらには、お城のスペシャリストによる貴重な講演、トークショーなどの厳選プログラムも開催。
小和田哲男さんや平山優さん、城好きと知られる春風亭昇太さんらが登壇。その「城熱」あふれるトークやここでしか聞けない考察などに、すっかり引き込まれました。
いやぁ、今年もどっぷりハマりました。あらためて、お城の奥深さ・面白さに魅了されました。
おかげで「城熱」がさらに高まりました。2024年も「いざ城ぶら！」。たくさんの城めぐりに出かけたいと思います。
ありがとう、お城EXPO2023！ 2024年もブログ「夢中図書館 いざ城ぶら！」をよろしくお願いします！
